2013年7月21日日曜日

モラトリアムだってええやんか

大学進学率問題をちょっと掘り下げようと思っていろいろ調べているうちに、こんな記事を発掘したよ。

  「下流大学」を切って進学率20%にしたらどうなるか - kentultra1の日記

2009年の記事やけど、いわゆる大学進学率は低くてもいい論者が言い出しそうなことはあらかた入っているように思うで。

最大で、160万人年の労働力アップ・1.6兆円の消費拡大」とか打ち上げている労働力云々にしても、現在の企業が求めている労働力は、なんぼ言うても大卒者程度の知識と知力・学力を求めているということを視野に入れていない偏狭な意見に思う。

※諸外国で大卒者と高卒者の給与の差が大きくなっているのはその現れ。日本では差がそれほど顕著ではないのは、曲がりなりにも大学進学率の向上が企業の高度な労働力への需要に応えることができた証拠である。

末尾の反論者を「学歴差別主義者」とでもいいたげな「お願い」は、むしろ、いわゆるFラン大学を偉い勢いで差別しているようお歴々に言ってあげるのが良いだろうに。

特にこけたのは、勉強しない大学生はいらない、いわゆるFラン大学が悪い、モラトリアム許さん、的な記事にも関わらず、偉大なる高卒者としてスティーブ・ジョブズを挙げているところ。

1972年、オレゴン州のリード大学英語版へ進学。大学時代の彼はユダヤキリストイスラムアニミズム思想・坐禅食事に心酔し、裸足で校内を歩き、一時は風呂に入らない時期もあったという。またかなりの音楽ファンであり、ビートルズグレイトフル・デッドなどを聴きまくっていた。ジョブズは大学に半年間通ったが、興味のない必修科目を履修することを嫌がり、「両親が一生をかけて貯めた学費を意味のない教育に使うのに罪悪感を抱いた」ために中退した。しかし中退後もリード大学のキャンパスを放浪し、コーラの空き瓶拾いや心理学科の電子装置修理で日銭を稼ぎながら、哲学やカリグラフィー(西洋書道)など興味のあるクラスだけを聴講するもぐりの学生として過ごし、合計18ヶ月をリード大学に費やした。
スティーブ・ジョブズ Wikioedia
いやいや、ジョブズは単位も取らないで、絵に描いたような自分探し、絵に描いたようなモラトリアムとして、 青春時代を過ごしとるやないですか?

賛同者の多くが大学できちんと勉強しないんやったらムダやと言ってる訳だけど、まさにジョブズのこの自分探しをムダって言ってることと同じことやないの?自分の主張にあった例をせめて持ってこようや。

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