2014年7月16日水曜日

ベネッセの事件でいろいろ思ったこと その2

帷子川だ!結局猫に魚の番をさせないって言う普遍的な話だと思うのでした。

3. やたらマック原田を叩くやついるけど、ほんとにヤバいのはジャストシステムだよね?

ジャストシステム、ベネッセから流出したとされる名簿情報を削除(スラッシュドット)

とかも典型なんだけど、ジャストシステムを擁護してベネッセ叩く風潮があるのはなんか不思議。

こっちにもクリップしておいたけど、

ジャスト社に顧客情報を売った名簿業者は、データの出所が不明なため、転売を不安視したという。担当者は「出所が明確でないことはジャスト社も把握していた」と話している。

 ジャスト社は「ベネッセから流出した情報と認識した上で、これを利用したという事実は一切ない」と釈明しているが、購入の経緯などを詳しく説明する責任がある。
(徳島新聞 )
 出所が明確じゃないことはジャストシステムは理解してるんだよね。

それは当たり前の話で、

教材等の販売を通じて時間をかけて投資を回収できるベネッセからこそ物量作戦キャンペーンで再びカバレッジの高い潜在顧客名簿を維持できたが、単に住民票を複写してデータベース化していただけの名簿業者は断片的なデータしか持てなくなってしまった。公表されている名簿業者のデータベースリストをみると、1990年代半ばから顕著にカバレッジが下がり、2005年度生まれ以降のデータは空白となっていることを確認できる。地道にキャンペーンを通じて親子情報を蓄積したベネッセから情報漏洩によって、個人情報保護法や住民票閲覧制限で生じた名簿屋にとっての空白の10年が埋め合わせられたとすれば、それこそが今回の漏洩事案の真の深刻さではないか。
http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20140709/leak
「雑種路線でいこう」のmkusunok氏が言うように、こんなデータを名簿屋が持ってたりする訳がないのですよ。普通この教育業界にいる人間であれば、こんなデータは出所がヤバいデータに間違いないって気がつくわけです。

それを買って使ってしまったジャストシステムのコンプライアンスに大きな問題があることは間違いない。

4.  借金のあるやつとか博打打ちとかヤバいやつに金庫の番をさせないために

結局、担当者と長期的な付き合いをして、人物見極めるしかないってことなんだよね。正社員でも派遣社員でも関係ないよ。ギャンブル狂いのやつが使い込むなんて事件、正社員でも公務員でも普通にある話だからね?

もしも、派遣エンジニアを使うことに問題があるとすれば、そういう人物を見極めるって言う、本来の人事の難しいところを、派遣会社に丸投げしてるところにあるのではないのかしら。

と思ったら、

派遣社員の男は、ギャンブルなどに使う金が欲しかったと供述していて、警視庁は、週内にも逮捕に踏み切る方針。個人情報を名簿業者に売った見返りは、総額で数百万円。事件への関与を認めている派遣社員の男は、「金目当てだった」と話している。派遣社員の男は「複数回に分けて売却した。1回数十万円、合計で数百万円。ギャンブルなどで金が欲しかった」と話している。

やっぱりギャンブルだったw

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「普遍性」という概念が理解できない

https://twitter.com/nikosugi/status/1273808151398060033?s=21 偉そうに。さして知的鍛錬もしなさそうなのに何様のつもりだ。